リレーインタビュー ~あなたもわたしもRCJ~
ローバー年代では、様々な活動を通して自身のローバリングを追求し、自己研鑽に励んでいます。スカウトまたは指導者として、さらにはボーイスカウト以外の場所で多くのローバー年代が活躍しています。この企画によって、皆さんに少しでもローバー年代について知って頂ければと思います。

第6回

玉井 鈴野(たまい すずの)さん

愛知連盟北名古屋第2団 ローバースカウト隊

19歳

Q.あなたのアピールポイントを教えてください。

A.笑顔を忘れないということにいつも気をつけています。

 

Q.普段はどのような活動をしていますか?

A.自団ではボーイ隊の副長補として活動に携わっています。ローバースカウトとしては地区・県ローバースの活動に参加したり、奉仕をしたりしています。

 

Q.ローバー年代で経験した活動を教えてください。

A.ローバースカウト1年目から、地区や県ローバー組織の定例会、地区・県連が行うイベント、他部門への奉仕を積極的に行なっていました。さらに県外へも出たい、もっと多くの人と繋がりたいという気持ちから、RCJクエスト2016in高萩、RCJフォーラム2017にも参加しました。ローバー2年目には県ローバー組織の運営委員会へ入り、1年目とは違った活動への携わり方をしています。他にも、第2回ボーイスカウト東海4県連盟合同野営大会(以下2TC)では、開会式や閉会式などの全体プログラムの司会をしたり、富士特別野営2017にはスタッフとして奉仕したりしました。また、自団でボーイ隊の副長補をするにあたって、ウッドバッジ研修所のBS課程とVS課程に参加させていただくなど、様々な形で幅広い活動をしています。どれも大会や後輩スカウトに貢献することを通して、自分自身の成長につながる経験ばかりで、充実した活動ができていると思います。

 

Q.これまでの活動(特にローバー年代)で最も印象に残っていることを、理由やエピソードも交えて教えてください。

A.昨年の夏に行われた2TCでの奉仕が最も印象に残っています。今までは参加スカウトという立場で、県キャンポリーや日本ジャンボリー、世界ジャンボリーを経験してきました。しかし今回は初めて2TCで本部スタッフとして奉仕し、これまでとは違った内容で野営大会を楽しむことができました。具体的には、来日したアイルランドのローバースカウトを東京まで迎えに行き、一緒に少し早めに大会会場へ入り、大会の準備のお手伝いをしました。大会前日からは、アイルランドのローバー達とは違う部署である全体プログラム部に所属し、開会式やアリーナショーなどの運営の奉仕を行いました。特に、開会式や閉会式等でアイルランドのローバーと共に司会を任され、4,000人以上が聞いている中で話すのは非常に緊張しました。しかし現役アナウンサーからの指導と練習、仲間の励ましがあったからこそ、やり遂げることができました。同じ部署のローバー同士仲が良く、一緒に運営ができたのは本当に良い思い出です。またアイルランドのローバーとも短い時間しか過ごせなかったにも関わらず、会った時にはすぐに気づいて話しかけてくれたり、感謝の気持ちと言ってプレゼントをくれたりしたことは本当に嬉しく、記憶に残っています。

 

Q.今後はどのような活動に取り組みたいですか?

A.海外スカウトと連絡を取っていたり、世界スカウトムートなどのイベントに参加したりしている方が多くいることをRCJクエスト2016in高萩やRCJフォーラム2017を通して知り、私も国際的な活動により積極的に関わりたいと考えるようになりました。まだ明確には決めていませんが、海外派遣やSTIA等の活動にも関わってみたいと思っています。

 

Q.最後にひとこと

A.自分の活動範囲を広げるほど、たくさんの人と出会い、たくさんの刺激を受け、視野が広がります。自分のローバーリングとは何か、自分が一体何をしたいのか、悩んでいる人はぜひ一度自分の知らない世界を知ってみてください。いつかどこかでみなさんと出会えることを楽しみにしています。