全国ローバースカウト会議(RCJ)とは
全国ローバースカウト会議(RCJ)とは、全国のローバースカウトの意思決定機関です。
ボーイスカウト日本連盟に加盟登録のある18歳から25歳のスカウトによって構成されています。
RCJ運営方針
RCJが目指すこと: RSがRSの目的を達成し、Vision を成し遂げること
RCJは、全国のRSが、RSの目的を達成することを目指します。
日本連盟教育規程 7-30
- RSが、自らの有為な生涯を築き、よりよき市民として活躍し、社会に奉仕していること
- RSが、「ちかい」と「おきて」を実践、そして研究し、社会に奉仕する精神と体力を体得すること
そして、RCJが掲げるRSのVisionを成し遂げることを目指します。
– Vision –
Creating a Better World by Rovers(より良い世界を、ローバーで)ローバースカウトが自己実現をし、
他者に良い影響を与えられる、幸福な市民として、
より良き世界を創ること
RCJのありたい姿: RCJは、RSが集う「場」としてありたい
RCJは、全国のRSが、
- お互いにRS活動をリードし、支援することで、より多くのRS活動を生み出す「場」
- お互いにRS活動を常に研究し、RSの手でRS活動がもたらす価値を最大化する「場」
としてありたい。
RCJのするべきこと・したいこと: RCJの「場」としての役割の最大化
- RSのニーズを把握し、RS活動(シーズ)の実践と育成に繋げる
- RS活動を研究・検証し、新たなニーズを発掘し、活動の価値向上に繋げる
- RS活動のあるべき姿を常に考え、変革と価値向上のために必要な意思決定と提言を行う
RCJ運営委員会
RCJ運営委員会は、RCJ県連盟代表者によって承認されたローバースカウトにより構成され、RCJ運営の中枢を担います。
ボーイスカウト日本連盟の関係について
RCJは、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟総コミッショナーのもとに設置されています。
RCJ運営委員会は、日本連盟コミッショナーグループやプログラム委員会と連携し、RS部門の発展に向けて協働しています。
時代の変化と私たち
ボーイスカウト運動の創始者であるベーデン・パウエル卿は1922年に「ローバーリング・ツウ・サクセス」を出版し、スカウト運動に参加している年長の少年、若い指導者に青年としての生き方、将来進むべき方向を示しました。実社会で起こる様々な困難を「大海原」にたとえ、その中を自分の力だけで乗り切っていく雄々しい姿を「自分のカヌーは自分で漕げ」と励ましましたのです。
1947年にボーイスカウト日本連盟が設立されたのち1967年にローバーリング・ツウ・サクセスが新訳され、日本国内でのローバースカウト活動(ローバーリング)の隆盛の契機となりました。その一方でローバースカウト自身による議論が続けられ、1989に開催された第2回ローバーシンポジウムにおいて全国規模のローバー世代のネットワークが必要だとの結論に達し、1991年、1995年、1997年、2001年、2005年には全国各地でローバースカウトの全国大会である「ムート」が開催されました。
そして2011年に開催されたユースフォーラムにて「ローバースカウトの全国的な組織の必要性」が議論され、翌2012年5月の平成24年度ボーイスカウト日本連盟全国大会にて「全国ローバースカウト会議(Rover scout Council of Japan: RCJ)の設立総会が開催されました。
団体概要
団体名 | 全国ローバースカウト会議(Rover Scout Council of Japan: RCJ) |
代表者 | 後 海咲 |
主な取り組み | ・ローバー活動についての情報集約、情報配信 ・ローバー活動発展のための施策検討 ・ボーイスカウト日本連盟への提言 |
憲章 | 全国ローバースカウト会議(RCJ)憲章 リンク |
設立 | 2012年5月 |
詳細は「団体情報」をクリック。