2014年にスロヴェニアで開催された、第40回世界スカウト会議にて、世界スカウトユース参画方針[1]の改訂版が採択されました。その方針によれば、

スカウティングとは若者の運動であり、大人によって支援されるものである。大人によってのみ管理される、若者のための運動というわけではない。つまり、スカウティングは、熱意ある若者と経験ある大人が共に活動する中で、若者と大人に学習環境になりうるものを提供している。 

 スカウト教育法は自分自身を成長させるものとして定められており、世界スカウト会議は若者の意思決定過程への参画を、スカウト教育法の一部として必要不可欠であり本質的なものであると強調しています。

[1]「世界スカウトユース参画方針」は、1993年に出された「意思決定における青年の参画方針」から更新されています。