世界スカウト機構(World Organisation of the Scout Movement: WOSM)は、新型コロナウィルス感染症拡大に伴い2020年度開催が見送られていた、第14回世界スカウトユースフォーラムならびに第42回世界スカウト会議の2021年度における新日程を公開しました。世界スカウト委員会と開催国との調整により、ユースフォーラムを2021年8月16日〜20日、スカウト会議を2021年8月23日から27日に開催することが決定いたしました。

世界スカウト機構は現在、エジプト政府の強い関わりと支援を受けながら、開催国であるエジプト連盟(the Egyptian Scouting Federation)とイベントの計画に関して密接に連携をはかりながら準備を進めています。大規模な国際イベントにおけるパンデミックなどの予測不可能な影響を考慮し、スカウト機構では各国連盟(National Scout Organisations: NSOs)が対面でもオンラインでも最大限に関わることができ、包括される形で参加できるよう、様々な方法を模索しています。

世界的な感染症大流行により、やむなく開催延期が決定した段階にて、18歳から26歳の世界中の若者250名以上が、エジプト シャルム・エル・シェイク(Sharm El-Sheikh)にて世界スカウトユースフォーラムに参加をする予定でした。そのような実情を踏まえ、ユースフォーラムに参加が可能な年齢の幅を18歳から27歳に変更をし、本来2020年度の開催日程にて参加が可能であったスカウトも2021年度にて参加できるように、参加可能な年齢の上限を変更いたしました。また2021-2024における世界スカウト委員会へのユースアドバイザーの任命についても同様の年齢幅変更が適用されます。

第42回世界スカウト会議ならびに第14回世界スカウトユースフォーラムの特設ページはこちらから。