私たちを構成しているもの

全国ローバースカウト会議(RCJ)は、ボーイスカウト日本連盟に加盟登録のある18歳から25歳のスカウトによって構成されています。

私たちは「何を」「なぜ」行っているのか

私たちを取り巻く世界は、未だかつてなく複雑に激動的に変化しています。

全国ローバースカウト会議は、「この時代を生き抜くチカラ(リーダーシップ、協調性、困難への挑戦)」を実践し、学ぶことこそローバースカウトにできることと考えます。

全国のローバースカウトが立ち上がり、仲間との活動を通して社会をより良くするアクションを起こし、それを通して自己成長をする。そして建設的な役割を担える社会人として活躍すれば、きっと世界はより良くなるでしょう。

私たちは、Scoutingを理解し、私たちのビジョン「Creating a better World by Rovers」に共感する全国のローバースカウトの活動を支援するとともに、全国規模の活動の機会を提供します。また、その年代のスカウトの意思を集約しボーイスカウト日本連盟への提言を行います。

これが「なぜ」そして「何を」私たちが行っているかです。

「あなたの手で」より良い世界を。

Vision
ー全国のローバースカウトのなりたい姿ー

Creating a Better World by Rovers(より良い世界を、ローバーで)

私たちは、ローバースカウトが自己実現をし、
社会の中で活躍していくことで「より良い世界の実現」を目指します。

Try and Leave this world a little better than you found it

この世界を、あなたが⽣まれてきたときよりもほんの少しでも良いものにして残すようにつとめてください

B-P’s last message
B-Pのラストメッセージ

Mission
ーRCJ運営委員会とRCJ県代表の任務ー

みんなのローバー活動のサポート

全国のローバースカウトがVisionを達成するために、RCJ運営委員会およびRCJ県代表は、みんなのローバースカウト活動を支援します。

情報不足を解消する
1人1人のローバースカウトの立場となり、必要な情報が手に入る環境を構築します。
活動機会を創出する
1人1人のローバースカウトが活躍できる活動の機会を創出します。
活動環境を改善する
1人1人のローバースカウトの活動環境がより良くなるように改善に努めます。

Value
ー私たちのあるべき姿ー

ローバー活動を常に研究し続ける

時代の変化と私たち

ボーイスカウト運動の創始者であるベーデン・パウエル卿は1922年に「ローバーリング・ツウ・サクセス」を出版し、スカウト運動に参加している年長の少年、若い指導者に青年としての生き方、将来進むべき方向を示しました。実社会で起こる様々な困難を「大海原」にたとえ、その中を自分の力だけで乗り切っていく雄々しい姿を「自分のカヌーは自分で漕げ」と励ましましたのです。

1947年にボーイスカウト日本連盟が設立されたのち1967年にローバーリング・ツウ・サクセスが新訳され、日本国内でのローバースカウト活動(ローバーリング)の隆盛の契機となりました。その一方でローバースカウト自身による議論が続けられ、1989に開催された第2回ローバーシンポジウムにおいて全国規模のローバー世代のネットワークが必要だとの結論に達し、1991年、1995年、1997年、2001年、2005年には全国各地でローバースカウトの全国大会である「ムート」が開催されました。

そして2011年に開催されたユースフォーラムにて「ローバースカウトの全国的な組織の必要性」が議論され、翌2012年5月の平成24年度ボーイスカウト日本連盟全国大会にて「全国ローバースカウト会議(Rover scout Council of Japan: RCJ)の設立総会が開催されました。

日本におけるローバースカウト運動の始まりから半世紀が経ちます。全国ローバースカウト会議も設立から10年を迎えようとしています。

私たちは、全国のローバースカウトが自己成長をし社会で建設的な役割を担うことで、世界がより良くなると確信しています。激動の時代、世界が世界の課題(SDGs)に立ち向かっていく中で、ローバースカウト1人1人が充実した活動ができるように、支援を実践していきます。