目次

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はじめに

皆さん、RCJフォーラム2022に参加していただきありがとうございます。
 「ネ has a great potential」というテーマを初めて聞いた時、なんだそれは!?と衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。今回のフォーラムでは、社会課題について主に取り扱います。では、それとテーマがどう繋がっていくのか。お気づきの方もいるかもしれませんが、社会の社に「ネ(しめすへん)」が含まれています。しめすへんは「示」の略字であるといわれています。
 示すとはなにか。たくさん意味がありますが、ここでは「自分の考えなどを相手に伝わるようにあらわす」という意味を紹介します。フォーラムは自分の意見を伝えたり、相手の意見を聞いたりする場面が多くあります。また、プログラムの中で企画書を作成していただく予定ですが、その企画書を実行に移し、フォーラムで学んだことを周りのスカウトにも示していただきたいと考えています。
 テーマを直訳すると、「ネの可能性」になり、少しかっこよさが失われてしまう気もしますが、ネに可能性がたくさんあるように、皆さんにも可能性が秘められています。その可能性を少しでも今回のフォーラムで見出すことができることを願っています。

RCJフォーラム2022 実行委員長 佐野 佑樹

大会概要

名称RCJフォーラム2022
テーマネ has great potential
期間2023年3月18日(土)〜19日(日)2日間
会場oVice
参加費3000円
主催公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
主管全国ローバースカウト会議(RCJ)運営委員会
運営RCJフォーラム2022実行委員会

 このテーマにおける“ネ”は「カタカナ」でもあり、「しめすへん」でもあります。物事には様々な側面があり、それらの側面が持つ意味合いも多種多様です。社会に対して多角的な視点を持ち、思索するための象徴として“ネ”という文字を採用しました。
 アイソメトリック図法という立体の3面が見える表現方法を使用することで、参加者が物事を俯瞰し、様々な視点を持てるように、という意味を込めました。
 また、過去のボーイスカウト事業にはない系統のデザインを採用することで今までとは一味違うフォーラムであるという印象を持たせました。

デザイン:静岡県連盟 浜松第12団 中嶋みと葉

2日間のスケジュール

3月18日(土) 時間 3月19日(日)
会場ツアー 9:30
開会式 10:00 プロジェクトアイデアコンテスト
フォーラムオリエンテーション
討議グループアイスブレイク・自己紹介 10:30
Will Canの討議グループ内共有 11:00 プロジェクトアイデアコンテスト優秀企画の発表
昼休憩 11:30
12:00 プロジェクトアイデアコンテストの
討議グループ内ワーク
基調講演について 12:30 昼休憩
動画視聴① 13:00
動画視聴② 13:30 選んだ社会課題に対するWill Can
14:00
基調講演討議グループ内ワーク 14:30
15:00 プロジェクト企画書書き起こし
ローバー活動紹介 15:30
16:00 討議グループ内共有
ローバープロジェクト説明 16:30
ライブラリ探索・プロジェクトで取り組む社会課題の決定 17:00 全体共有
討議グループ内共有 17:30 閉会式
18:00
交流プログラム 交流プログラム

プログラムについて

メインプログラム

討議プログラムの流れ

フォーラム前

事前課題「Will Can Must」の考え方を知る。
自分自身の「Will:したいこと」「Can:できること」を自覚する。

1日目

基調講演自分の興味関心に合わせた基調講演動画を視聴することで、社会課題への興味を深める。
基調講演のワークグループで、基調講演で取り扱われている社会課題に対するプロジェクトを企画する。プロジェクト企画の流れを把握する。
ローバー活動紹介ローバー年代の活動の現状を知ることで、ローバー全体の評価点、課題点を理解する。
ローバープロジェクトの説明「Must:すべきこと」である、ローバーに求められる活動を理解し、ローバープロジェクトとは何かを理解する。
ライブラリ探索・プロジェクトで取り組む社会課題の決定自分の興味関心のある社会課題への取り組み事例への関心を深め、自身が取り組む社会課題を決定する。

2日目

プロジェクトアイデアコンテストローバープロジェクトとして実際に評価されている事例を知ることで、プロジェクト企画時の押さえるべきポイントを理解する。
選んだ社会課題に対するWill Can選択した社会課題に取り組むうえで、活かせそうな「Will」「Can」を挙げる。
プロジェクト企画書書き起こし自分の「Will Can Must」に合わせたプロジェクトを企画する。
全体共有自分のプロジェクト企画をプレゼンし、他の参加者との意見交換を通じて、企画をブラッシュアップする。

基調講演

ねらい

SDGsの基調講演動画を視聴し、社会問題に対する理解を深めると同時に自分の中での社会問題に対する向き合い方、考え方を構築する。また、その内容を他者と共有することでより広い考え方、視野を手に入れることを目標とする。

講演者紹介

井上義雄様

 (日本連盟理事・資金醸成小委員会委員長、コンサルタント業

ファンドレイザーとして活動されており、全国各地の社会的課題の解決に挑戦するNPO、自治体、企業、行政機関などの戦略サポートをしている点から、特に貧困問題(ひとり親支援)について、いま日本社会でどんなことが課題として起こっているのか、どのように解決しようとしているのか、どんな情報源があるのか、などについて伺います。

田村聡子様

(日本連盟プログラム委員会委員、奈良県連盟奈良第4団BS隊長、日本数学協会会員、保護司、小学校教諭)

小学校教諭として、ジェンダー教育の盛んな現代教育現場で勤務されており、数学協会会員や保護司といった多方面でご活躍されています。大人と子供、両目線からのジェンダー論をお伺いします。

小茂田岳広様

(日本連盟プログラム委員会RS/VS部門タスクチーム員、愛知連盟豊田第5団BS隊副長 自動車業界)

大学では工業技術について深く学ばれ、卒業後は自動車産業だけに留まらず、常に世界をリードする技術開発を行う企業に勤務されておられる、産業・技術革新の最前線について伺います。

松葉直之様

(ボーイスカウト三重連盟四日市第15団団委員、福祉業界)

日本で年々増加している障害者人口。すべての人が住みよい社会、まちを作ることはSDGsの目標でもある『持続可能な社会』に大きく繋がりがあると思われますが、障害者への理解、環境整備といった点で日本は欧米を始めとした世界に遅れを取っています。そんな中、実際に障害者支援に取り組んでいらっしゃる様々な課題についてお話を伺います。

下村秀樹様

(ボーイスカウト愛知連盟三河葵地区コミッショナー、イベント業界)

イベント、それは人と人との繋がりがないとできないこと。そんな人と人との繋がりの大切さ、そこから生まれる新たな価値等を実際にイベントプロデューサーとして市の文化創造事業やシティプロモーション企画、さらにはラジオ番組といった多種多様なイベントを運営されている方からお話を伺います。

交流プログラム

ねらい

交流プログラムは参加者同士の交流を促進し、地域を超えたローバー年代のつながりを発展させることを目的としています。

両日19~21時にoVice上で交流ミニゲームを実施いたします。

プロジェクトアイデアコンテスト

プロジェクトアイデアコンテストとは

通称は「プロコン」となります。
全国のローバースカウトが考案した「未実施のプロジェクト企画書」を募集し評価を行い、優秀な企画をコンテスト形式で表彰するプログラムです。
参加者は専門分野の知識を持つ社会人の方々から、企画書に対するフィードバックをいただくことができます。

概要(ねらい、内容)

ローバースカウト活動について、議論・研究し中身を探求する機会、専門分野の知識をもつ方々からの評価、フィードバックを得られる機会とし、ローバースカウトの課題発見能力の向上と、活動の社会的価値向上を狙いとします。

テーマ、分野について

本開催のプロコンのテーマ/分野は「経済・環境・社会」。
ボーイスカウト日本連盟では「活動的で自立したスカウトを育てる」ことを目標としており、近年は国連が提唱する「SDGs」を活動につなげ、持続可能な社会の実現に取り組んでいる。
RSとして「SDGs」をより意識し行動することで、環境保全や地域社会への貢献及びスカウトとしての成長を図ることが出来ると考える。
そこで「SDGs」の構成する3つの側面「経済・環境・社会」を大きなテーマとし、自分が地域、日本、世界、ひいては地球に何ができるかを考え、取り組むきっかけとすることを狙いとする。

プロコンの流れについて

  1. 参加者は事前課題として、与えられたテーマ、分野に沿った「プロジェクト企画書」を作成し、提出を行う。
  2. コンテスト前日までに企画書に対し、評価担当者に評価/フィードバックをいただく。
  3. コンテスト当日、各テーマ/分野で優秀企画を発表。優秀企画は参加者全員の前で発表する場を設ける。
  4. 評価、フィードバックについてはプロコン開催後、参加者に送付される。

オンライン開催にあたって

注意点 (服装、推奨環境、準備するもの等)

  • 服装について
    1. フォーラムの時間中は制服でご参加ください。
    2. 制服に大会参加章をお付けください。
  • 推奨環境について
    1. 円滑に討議を進めるため、ネット環境の安定した場所でご参加ください。有線でのネット接続をお勧めします。
    2. 長時間端末を使用するため、ご利用の機器が熱くなる可能性があります。各自、端末のファンを事前に清掃する、端末の調子を事前に把握する、ファン開口部を閉塞しないなどの対策をしてください。
    3. 長時間の通信をするため、通信費がかさむことが予想されます。モバイルデータを使用しての通信はお勧めしません。
  • 準備物
    1. 事前課題
    2. 参加する媒体(PC、スマートフォンなど)
    3. 制服(必ず参加章をお付けください)
    4. 昼食・夕食(手軽に食べられるものを推奨します)
    5. (オススメ)イヤホン

事前課題について

  • メインプログラム 「RCJフォーラム2022 個人ワークシート」
    • 当日、参加者の皆さんには「ローバープロジェクト」を企画していただきます。その準備として、『Will(自分がしたいこと)』と『 Can(自分にできること) 』の2点を記入してください。
  • 交流プログラム 「地元展覧会用スライド」
    • 常設の交流プログラムとして、それぞれの地元紹介をする「地元展示会」を開催します。自分の地元について伝えたい魅力をスライドにまとめてください。

oViceについて

開催場所として期間中「oVice(オヴィス)」を使用します。

oViceの利用にあたって、以下のルールをお守りください。

  • プロフィールに「参加者ID 氏名」を入れてください。
  • ログイン情報等を参加者以外に教えたり、参加させようとしたりする行為は禁止です。
  • スクリーンショットを撮影する際には、映っている相手の許可を得てください。
  • SNSへの掲載の際には、他の参加者の氏名が映り込まないよう注意ください。

操作方法などoViceについての詳細は以下の「oViceガイド」をご覧ください!

困ったときは

何かありましたら、RCJフォーラム2022実行委員会メールアドレス(rcjforum2022@rcj.scout.jp)または公式LINE(https://page.line.me/077jjusf)までお気軽にお問い合わせください。

公式LINEはこちら

実行委員紹介

実行委員長    

愛知連盟 名古屋第12団

佐野 佑樹

副実行委員長

愛知連盟 名古屋第109団

柴山 美光

メインプログラム

兵庫県連盟 明石第2団

知念 晴

メインプログラム

福岡連盟 北九州第3団

松永 知也

メインプログラム・広報

静岡県連盟 浜松第12団

中嶋 みと葉

プロジェクトアイデアコンテスト

広島県連盟 安芸第4団

守田 俊介

プロジェクトアイデアコンテスト

長野県連盟 箕輪第1団

唐澤 天音

交流プログラム

栃木県連盟 安蘇第2団

内藤 智大

広報・総務

愛知連盟 瀬戸第1団

柏本 彩百合

総務

奈良県連盟 奈良第18団

清原 武尊